牛乳パックを再利用!そのまま捨てずにもうひと働きしてもらおう!




飲み終わったあとの牛乳パック、どうしていますか。

  • そのまま捨ててしまう
  • 軽く洗って切り開き、リサイクル回収にだしている
  • 子どもの工作用に洗って取っている
  • 牛乳パックはがきを作っている

・・・など、それぞれだと思います。

貴重な紙資源なので、できればリサイクル回収に出したいところですが、その前にもうひと働きしてもらう活用法を紹介します。

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牛乳パックの洗い方

意外とニオイが気になるので、使う前にきれいに洗うのがポイントです。
洗ったあとはしっかり乾燥させます。

切り開いて使う場合もそのままの形で使う場合も、まずはきれいに洗います。

脂肪分などが含まれているので、水だけで洗ってもなかなか取れないので、洗剤を少しつけて丁寧に洗います。

隅っこ(角)の方は洗いにくいけど、汚れが残っているとカビや腐敗の原因にもなるので、ブラシなどを使います。

乾かす時は、逆さまにしてしっかり乾燥させます。
口をふさがないように、ふきん掛けやザルなどを利用するといいですよ。
2本分しか干せないけど、私は針金ハンガーを曲げたものを使っています。

 

乾いたあともニオイが気になる時は、重曹や薄めたエタノールで拭くとニオイが和らぐようです。
拭いたあと、また乾燥させると消毒にもなっていいですよ。
使い方によって、ニオイが気になる時はお試しください。

 

牛乳パックでまな板

牛乳パックの再利用で一番手軽で多いのがまな板ではないでしょうか。

牛乳パックを切り開いてひろげ、まな板代わりにします。
ニオイがつきやすい魚や肉などをさばく時に重宝します。
野菜を細かく切って鍋やフライパン移すときもそのまま持ち上げてパックの折り目を使って入れれば散らばりません。

 

牛乳パックで廃油処理

使い終わった油を捨てる時は市販の凝固剤や吸収シートを使うことが多いと思います。
牛乳パックがあれば、中に丸めた新聞紙を敷きつめてそこに油を流し込み、封をして可燃ごみへ。

※可燃ごみとして出される時は、お住いの市町村の分別方法に従ってください。

 

牛乳パックでスクレーパー

牛乳パックを適当な大きさに切って、箱などに入れて常備しておきます。
カレーやシチューなど、脂っこい料理を作ったあとの鍋やフライパンの汚れや軽い焦げつきを落とすのに便利です。
ちょっと強度のある底の部分が活躍します。

意外と丈夫なので、水で洗えば何回か使えます。
洗っても汚れが気になる時は処分します。

 

牛乳パックで油切り紙

牛乳パックを切り開き、表面のビニールコーティング部分をはがし取ります。
はがし取った面を上にして揚げ物をする時の油切り紙にします。
はがした方は油を吸いますが、もう片方はビニールコーティングされているので油がしみ出しません。

 

牛乳パックでケーキ型

よく洗って乾かした牛乳パックは、長方形の部分を一面だけ切り取ります。
注ぎ口部分に切込みを入れて箱型になるようにたたんで、生地がもれないようにホチキスで2~3箇所とめます。

大きさがパウンドケーキにちょうどいいんですが、そのままで使う場合、オーブンには不向きです。
オーブンで作る場合は材料を入れる前に、クッキングシートを敷いてから使います。
牛乳パックの外側をアルミホイルで包んでおくとパックの柄移りを防げます。
※アルミホイルで包むのはオーブンのみ。電子レンジでは使いません。

 

牛乳パックで冷凍保存

カレーなどニオイや色移りが気になる料理を冷凍する時に便利です。
冷凍庫に立てて置ける高さに調節できるのも助かります。
切り込みを入れたら、フタをしやすいように折り目をつけておくと作業しやすいです。
中に入れたらフタをして輪ゴムでとめて冷凍庫へ。
使う時はまわりを少し温めるか、電子レンジで解凍します。

 

牛乳パックで氷

しっかり洗った牛乳パックに水を入れます。
凍ると膨張するので、牛乳パックの9分目くらいにします。
注ぎ口をクリップなどでしっかりととめて立てた状態で冷凍室へ。

部活やキャンプなど、クーラーバッグに氷を詰め込みたいときなどに助かります。
頼まれてよく作っていました。

 

冷凍ではないけど、「牛乳パックシリコン蓋」っていう、牛乳パックサイズのフタがすごく気になります。
買おうと思って、結局踏みとどまりましたが、あると便利ですよね。

 

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使い終わってリサイクル回収に出す場合

使い終わったらそのまま捨てるのが楽ちんですが、リサイクル回収も気になりますよね。

切り刻んだ断片などは回収するところ(お店など)によるので断言はできないようですが、基本的に切り方や大きさに関係なく、工作を作ったあとでも回収はできるそうです。

牛乳パックはトイレットペーパーとして再生利用されるので、切ったあとでも貴重な資源になるとのこと。

ただ、回収できるのはきれいに洗ってあり、ニオイや汚れが酷くないもの・・です。
スクレーパーや油切り紙として使った後は回収に出せませんね・・。

まな板として使った場合は、包丁傷がついていても、きれいに洗って乾かしてあれば回収可能です。

牛乳パックはグレードの高い紙が使われているので、出来る限り回収に出すほうがいいみたいですね。
使った後、可能ならきれいに洗って、しっかり乾かしてから回収に出せればもっと使い切った感になりそうです。

回収に出す時は、牛乳パックだけを単独でまとめて出すようにします。
雑がみと混ぜて回収にだすのはNGですって。

牛乳パックリサイクルのことが詳しく知りたい時はこちらへ

⇒⇒⇒ 全国牛乳容器環境協議会
※全国牛乳容器環境協議会のホームページに移動します。

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おしまいに

工作にもよく使われている牛乳パックですが、今回は工作以外の使い方を紹介しました。
幅広い使われ方をしていますよね、牛乳パック。
実家の母も牛乳パックで作った椅子をもらってしばらく使っていました。
意外と丈夫でびっくりします。

使い倒して捨てるか、リサイクル回収に出すか・・・
悩ましい問題ですが、貴重な資源だといわれればリサイクル回収に出すべきなんでしょうね、きっと。

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