子どもが幼稚園の時にバザーで買って以来、ずっと使い続けている廃油石けん。リサイクル石けんともいうみたいですね。
子どもも大きくなって、泥汚れは減ったけど、まだまだ現役で頑張ってもらってます!
ただ、以前に比べてお店で見かけることが少なくなって寂しいです。
といっても、1個買えば当分買わなくていいくらい持ちがいいんですが。今我が家にはストックが10個もある…。
目 次
廃油石鹸って何?
使用済の食用油(廃油)に、水と苛性ソーダと混ぜ合わせて作られた石鹸が廃油石鹸です。
基本的な材料は、廃油・水・苛性ソーダの3つだけ。
合成洗剤を含まないので自然環境にもやさしく、ゴミ(廃油)も減らせるのでエコにもなるんです。
廃油を使うので、たまに天ぷらを揚げた後のような揚げ油特有のニオイが気になることも…。ここは好き嫌いが分かれそうですね。
廃油石けんには、固形タイプと液体タイプのものがあります。私がお店でみかけるのはほぼ固形タイプ。
廃油石鹸はどこで買えるの?
実際に手にとって購入したい時は、バザーや産直市場、授産施設や福祉施設などにも置いてあることがあるので、一度足を運んでみても。
以前はバザーやフリマで買っていましたが、出掛ける機会がないので、今は産直市場や道の駅などで買うことがほとんどです。
お住いの自治体に問い合わせれば、作って販売しているところを教えてもらえると思います。
私が買ったものは、固形の小ぶりサイズ3個で100円、液体タイプは2リットルで350円でした。
今はネットショップで商品や手作りキットが購入できるみたいですね。ちょっと高いし、送料もかかるので買ったことはありませんが、近くにない場合は検討の余地有です。
お店にない時はネットショップが便利だけど、送料がかかるのがネックなんですよね…。
こちらの手作りキット?は、混ぜるだけで、火も苛性ソーダも使わずに翌日にはクリーム状の石鹸ができあがるようです。
結構揚げ物をするのでこんな商品も気になります。
「まぜたら石鹸」を使って、廃油石けんを作ってみました!
気になる出来上がりは…?
廃油石鹸の使い方
固形タイプはスポンジにとって、良く泡立ててから使います。
食器を洗う時はお湯を使わないとぬるつきが気になるかもしれません。
洗濯に使う時は、靴下やエリなど、汚れがひどい部分に直接すり込んで水を加えながらもみ洗い(下洗い)します。あとはすすがずにそのまま洗濯機に入れるだけです。
スニーカーや運動靴を洗う時にも使っています。子どもが小中学生の頃は上靴洗いに重宝していました。
液体タイプは、特に洗濯の下洗いや食べこぼしなどのしみ抜きに使いやすいです。
しみ抜きに使う場合は色柄物を避けて、素材も綿やポリエステルなどで使うのが安心です。
私は子どもの体操服やTシャツ、靴下のシミや汚れ落としにバンバン使っていました。
廃油石鹸の保管方法
普通の石鹸よりも溶けやすいので、使った後は表面を水で流してきれいにしてきちんと水切りをした後、水切りできる石鹸ケースに入れて保管します。
風通しの良いところに置いておくと水気がとんでいいんですが、空気に触れると酸化を早めてしまうためできればふた付きのケースに入れるのがおすすめです。
…といっている私は、面倒なのでふたをしないでケースに入れたまま使っています。
今のところ不具合はありませんが、品質が変わっても単に気付いていない可能性が高いのでおすすめはできません。
廃油石鹸を使う時の注意
汚れ落ちがいいので、うっかり脂ぎった顔を洗いたくなりますが(私だけでしょうが)、洗顔はストップ!
酸化した油には過酸化脂質が多く含まれるため、肌を洗うと炎症や色素沈着を生じる可能性があります。
顔だけでなく、体に使うのも控えてください。…使おうという気にならないとは思いますが。
とはいえ、食器洗いや洗濯に素手で使っても手荒れはしていないので、そこまで気にすることはないと思いますが、肌が弱い方はゴム手袋を着用したほうが安心かもしれません。
廃油せっけんに興味ありますか…?
『「まぜたら石鹸」で廃油石けん作りにチャレンジ!』
『「フレ!フレ!リサイクル」を使って廃油石けん作りに挑戦!』
『ファンデーション用スポンジは定期的に洗おう!きれいがクセになる♪』
『シリコンカップの油汚れも、液体の廃油石鹸でキュキュっと洗える!?』
『かゆい~! 蚊に刺されたときのかゆみはこれで解決!』
おしまいに
いろんな商品や便利グッズがあふれていますが、「これいいな」と思ったらしつこく使い倒す貧乏症です。
重曹と並んで付き合いが長い廃油石鹸ですが、年々売っている所が少なくなっている気がします。
安くて、結構持ちもいいのでコストパフォーマンスも抜群の廃油石鹸。どこかで見つけた時は、是非一度使ってみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます <(_ _)>
火を使わずに作れる廃油石けん作りに挑戦しました。