冬は空気が乾燥して、すぐ喉が痛くなりますよね。
加湿器やのど飴、早めの風邪薬などで症状は改善されますが、たまには昔ながらの知恵もいいものですよ。
今日は、昔から風邪で喉が痛い時に良いとされていた治し方を紹介します。
目 次
大根あめ
喉が痛いといえばこれですね。定番です。
咳や喉の痛みがあるときに作られることが多いようです。
はちみつを使うところと水あめを使うところがありますが、どちらで作っても構いません。
作り方
- 大根を1cm角のさいの目に切り、ビンなどに入れる
- 大根がひたるくらいまではちみつ(水あめ)を加え、しばらく置く
- 大根から汁が出てきたらよくかき混ぜ、浮き上がった大根を取り除く
- スプーンに1~2杯くらいを飲む
大根を取り出すタイミングは漬けて3日くらい、しなしなになったら取り出します。
保存は、はちみつの量にもよりますが、冷蔵庫で2週間位を目安に飲みきります。
飲みにくい場合は、お湯で薄めても。
※はちみつを使う場合は1歳未満のお子さんには飲ませられません。水あめを使うようにしてください。
取り出した大根は大体捨てられることが多いんですが、もったいないので、ちょっと醤油を垂らしてレンジで加熱(量によって様子を見ながら)しておかずの一品にしても。
大根自体が甘いので醤油だけでも素朴でおいしいです。
おろしにんにくうがい
にんにく1片をすりおろし、自然塩少々を加え、お湯を250ccほど注いで軽く混ぜ、茶こしでこしてうがいをします。
お茶うがい
お茶の葉は番茶、ほうじ茶、緑茶など家にあるものでOKです。
お茶の中に自然塩をひとつまみ加え、よくかき混ぜてうがいをします。
お茶のうがいは手軽にできるので、予防を兼ねて習慣にするといいですね。
レンコンと大根とねぎのおろし汁
- レンコンのすりおろし汁・・・20ml(小さじ4)
- 大根のすりおろし汁・・・20ml(小さじ4)
- 長ねぎのすりおろし汁・・・10ml(小さじ2)
- 味噌・・・小さじ1/2
材料を全て湯呑みに入れ、お湯を注いで混ぜ合わせます。
長ねぎをすりおろすのがちょっと大変ですが、喉の痛みに効くといわれている三大食材を一度に摂れるのでおすすめです。
レンコン湯
- レンコンをすりおろし塩か醤油を少し加えて濾す
- 濾した汁に生姜の絞り汁を1~2滴たらし、葛粉を入れてよく混ぜる
- これに熱湯を入れてかき混ぜて葛湯にする
甘い味がいい場合は、レンコンのおろし汁をお湯で薄めてはちみつや生姜を加えて飲んでも。
長ねぎ湿布
- 長ねぎの白い部分5cm程を縦半分に切って、端が少し焦げる程度に焼く
- ねぎが熱いうちにガーゼや手ぬぐいなどに包んで首に巻きつける
- 巻きつける時はねぎの切り口が喉に当たるようにする
- 冷めたらまた焼いて巻くを何度か繰り返す
長ねぎ湿布 其の二
- 長ねぎを刻み、からしを入れて練ったものをガーゼなどに包んで喉に巻きつける
- 熱で乾いたら取り替える
大根おろし湿布
大根をおろして軽く汁気を切り、手ぬぐいやタオルなどに包んで喉に巻きつける。
※湿布は、肌が弱い場合、赤く腫れたりかぶれることがありますので気をつけてください。
玉ねぎ
玉ねぎを半分に切って枕元において寝ます。
表面が乾燥したら薄く切ってまた使えます。
スライスしたものでもいいんですが、もったいないので・・。
『ハッカ油で風邪予防!暑い夏だけじゃなく寒い冬にも使える♪』
おしまいに
喉が痛い時の治し方で、よく知られているものをいくつか紹介しました。
簡単にできるし、食べられるものを使っているので安心もできます。
先人の知恵ってすごいなぁといつも思います。
私の風邪は喉からなので、調子が悪くなり始めたらお茶うがいをしています。
大根あめも作っていましたが、味があまり得意ではないので・・・。
レンコンは常備していないので、日持ちのするパウダータイプを使うのもいいですね。
喉の調子が悪い時にぜひお試しください♪