一時期、はまって作っていたフェルトマスコット。
いつも、フェルトなら簡単に作れるかも!と勢いのまま作っています。
行き当たりばったりなので、いつも縫いながら調整するはめに…。
このフェルト人形は、ゲーム『テイルズオブジアビス』に出てくるアニスという女の子が持っている、トクナガというぬいぐるみです。
最近作らなくなって作り方を忘れてきたので、今のうちに作り方をメモしときます。
公式のトクナガには似ていませんが…。
使った道具とトクナガの作り方
特に大した道具は使いません。
基本はハサミと針があればOKです。
![](https://i0.wp.com/living-memo.com/wp-content/uploads/2018/11/tokunaga-tool.jpg?resize=510%2C340&ssl=1)
- 裁ちばさみ
- まち針と縫い針
- 糸通し
- リッパー
- 目打ち
- 竹串と菜箸
- ピンセット
- 事務用スポンジ
竹串と菜箸は使いやすいように先の方を少し削っています。
裏返すときや綿を詰める時に活躍しています。おすすめです。
ピンセットもあると便利です。
事務用スポンジは玉結びを作る時に、指がパサパサして作りにくい時に使っています。
結構活躍しています。
持ち歩くことを考えると布地で作ったほうがいいのですが、やっぱりフェルトのほうが縫いやすいです。
サイズの合うものが有れば、目はボタンにするとよりトクナガらしくなります。
早速トクナガを作ってみよう!
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まず、それぞれのパーツを切って用意します。
フェルトに移す時は左右対称になるように印をつけます。
線が表側になると縫い目のところがちょっと目立ってしまいます。
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頭のパーツ
頭のパーツは上部に印をつけておくと縫い合わせる時に分かりやすいです。
これも印は見えない裏側に付けます。
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頭のパーツを中表にして、カーブがゆるい方を縫い合わせます。
私は刺しゅう糸2本取りでかがり縫いをしています。
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表側と裏側2つの頭パーツを縫い終わったら、2枚を中表にして縫い合わせます。
この時、あとで裏返すために2~3cmくらい縫い残しておきます。
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周りを縫って、裏返したところ
多少のデコボコは気にしません。
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綿を詰めながら、少しづつ縫って口を閉じていきます。
好みですが、私は綿を目一杯詰めてパンパンにしています。
菜箸などの細いものを使うとグイグイ綿を詰められますよ。
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体の部分
中表に半分に折って、ダーツ部分を縫います。
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縫い終わったパーツ
それぞれのパーツの上を向いている方は、裏返すために縫い残しています。
耳のパーツだけ、上下とも開いています。
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頭以外のそれぞれのパーツを裏返したところ
綿を詰めると意外といい感じになるので、多少歪んでいても大丈夫です。
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頭に耳をつけます
バランスのいいところに置いたら、まち針で固定します。
耳のバランスは意外に難しい…
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耳を固定して、周りをチクチク縫っていきます。
すき間なく縫わないと、あとで綿を詰める時にはみ出したりします。
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耳を縫いつけ終わったら、上部から綿を詰めていきます。
この時はピンセットがあると便利です。
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綿を詰めたらこんな感じ
ここですでに固いです。中身綿なのに。
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目をつけます。
目の縫い目?を簡単に刺繍して、口と一緒に縫いつけます。
この時もまち針で仮止めしておくとバランスが取りやすいです。
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頭の下の部分から糸を通して、ジグザグの縫い目を入れていきます。
縫い目の方は刺しゅう糸3本取りで縫っています。
あれば5番刺しゅう糸でも。
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頭の完成
これだけでもいい気がします。
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しっぽのパーツ
縫い付ける前にジグザグ模様を縫っておきます。
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耳と同じように、足としっぽを体に縫い付けていきます。
足としっぽと3点で支えるように付けると座りがよくなります。
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足としっぽは綿を詰めながら縫い閉じていきます。
ここでも竹串やピンセットが活躍します。
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体の上部分から糸を通してジグザグ模様を入れていきます。
足やしっぽの付け根部分にも縫い目を入れます。
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体が完成したら、頭と体をまち針で固定して縫い付けます。
縫い付ける糸は刺しゅう糸より手縫い糸2本取りのほうが丈夫に縫えます。
私はグイグイ2~3度往復して縫い付けるので、刺しゅう糸だと切れやすいんです。
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腕を縫ったところ
指の部分は難しいので省略しました。
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腕のジグザ模様は、体に縫い付けるので目立たない裏側上部から糸を通して縫っていきます。
指の部分は直線縫いで2本入れています。
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縫い目を入れた腕の裏側と胴体部分
まち針で胴体部分に腕を固定して縫い付けます。
しっかり縫いつけたい時は、手縫い糸2本取りが安心です。
ボタン縫い付けて可動式にしても。
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本体ができました
足としっぽ、手の5点で支えているので座りが安定しています。
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トクナガが背負っている袋を作ります。
袋の下側になる方のパーツに、目立たないようにひもを縫い付けておきます。
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縫い合わせて綿を詰めながら口を閉じていきます。
ここでもまた綿をパンパンに詰めて固いです。
袋なので、綿はふんわりでもいいかもしれません。
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目立たないところから針を入れて、ジグザグの縫い目を入れて完成です。
後ろは目立たないので省いてもいいのですが、あるとトクナガっぽいです。
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袋を結びつけて、これで完成!
出来上がりは約11cm(耳の先まで)です。
前から見たところ
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横から見たところ
![](https://i0.wp.com/living-memo.com/wp-content/uploads/2018/11/tokunaga31.jpg?resize=510%2C340&ssl=1)
後ろから見たところ
![](https://i0.wp.com/living-memo.com/wp-content/uploads/2018/11/tokunaga32.jpg?resize=510%2C340&ssl=1)
あとはストラップにしたり、キーホルダーにしたり自由です。
これは結構大きめなのでがっちりキーホルダーにしました。
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おしまいに
以前は他のところにアップしていましたが、急に恥ずかしくなって削除してしまいました。
その時にはA4用紙に印刷できるように作り方と型紙をアップしていましたが、写真以外のデータがなくなったため、今回は断念。
iCloudのおかげでなんとか写真は残っていて助かりました。
バックアップ、大事。
つけた当初は職場の人達に「猫?かわっ…かわいいね」と言葉を濁されていました。
今ではこのマスコットは私の目印になっているようです。黄色で目立つし。
いつか、羊毛フェルトにも挑戦したいです。
※版権物なので個人で楽しむだけにとどまっています。
型紙がご入用の時は、お手数ですがお問い合わせください…(゚ー゚;A
実際に使っている型紙を手書きでたどったものになりますがお渡しできます。
版権物は取り扱いがデリケートです…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!