初めてでも大丈夫!?無人コイン精米機デビュー!でも準備は万端に…




実家にいる時にはたまに見かけていた、無人のコイン精米所。

50年近く生きてきて、実は一度も利用したことがありません。

そんな私が、人生初のコイン精米機体験をしました。
普段はお店に売ってる、精米されたお米を買っているんですが、思いがけず30kgの玄米を頂いたので、ドキドキの精米機デビューです。

初めてでよくわからないまま出かけたのでちょっとあたふたしましたが、また次回があったときのためにメモします。

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無人コイン精米機の使い方…使ってみました

ATMのような小さい建物、外から中をのぞいても使い方の説明がない…。
どうしようかと悩んだけど、せっかく持ってきたので思い切って中に入ることに。

どっこいしょ、と米袋を持って入ったら、まえぶれなく電子音声で「いらっしゃいませ」。
思わずビクッとしました。おどかさないでよ…。

その後、「投入口にお米を入れてください」といわれ、慌ててお米入口の金網のところにお米をザーッと入れました。

今回は1人での利用だったので、30kgを3つに分けて持参。
1つは30kgの米袋(約20kg)と、5kgの米袋にそれぞれ約5kgずつ。
玄米は一度に全部入れてもOKでした。
OKだけど、1人で抱えるには辛いものがあったので、分けて持ってきて正解でした。

玄米を全部入れ終わったら、お次は「お金を入れてください」。
また慌てて財布から小銭を出して投入…。
よくみたら、このパネル?が使い方の説明(順序)みたいです。

利用料金は
10kgまで・・・・100円
20kgまで・・・・200円
30kgまで・・・・300円

お金の返却口はあるけど、「おつり」じゃないので、できれば小銭を用意していったほうが無難そうです。
玄米の量(精米する量)がわかっていればその分のお金を入れればOKです。
わからない時や不安な時は取り敢えず100円入れておけば大丈夫です。

料金不足(まだ玄米が残っている)の時は赤いランプが点いて運転がストップして、お金が不足しています…という音声が流れる、と思います。
今回は30kgと分かっていたので300円を入れたため、確認できませんでした。

お金を入れたら、精米の種類を選びます。
…意外と少なかった。
玄米に近い精米を希望していましたが、残念ながら、息子の要望の「3分」「5分」はありませんでした。

取り敢えず、普通精米から「七ぶ」と「標準」の2種類にしました。
せっかくなので、いつも食べてる上白ではなく、白米に近いけどちょっと胚芽が残ってそうな「七分」を10kgと、上白との違いがわからなかったけど、食べ比べてみようということで「標準」を20kg精米。

…正確には、糠(ぬか)が削りとられる分だけお米の重さも減るんですよね。
大体1割ちょっとくらい減るそうです。
そうか…減るのか…とちょっと残念な気持ちになります。

お好みの精米種類のボタンを押したら、いよいよ精米の始まりです。
始めはパラパラ…と、だんだん勢いがついてザラーっとでてきます。

精米された米は「お米出口」からでてきて下の受け皿?に溜まっていきます。

精米ボタンを押したら、お米出口の受け皿の下に、米袋をセットしておきます。
小さい袋はフックに掛けてご使用ください、と書かれていましたが、提手がなかったので、5kgの米袋を持ってスタンバイ。
下の写真は30kgの米袋です。
5kgの米袋を持っての撮影は無理でした。

受け皿に精米がある程度たまったら、袋を置く場所の右横にあるペダルを踏みます。
ペダルを踏むと、受け皿の底がパカっと開いて、下にセットされた袋の中に精米がザラーっと入っていきます。

ペダルを踏まないと精米は受け皿にたまる一方なので、「精米楽しいなぁ」と見とれていると、受け皿に入りきれずにあふれてしまうかもなので要注意です。

あ、玄米は一度に入れても、途中で精米の種類を変えられると書いてあったので、途中で袋を変えて入れました。
袋を分けて持ってきてよかった…とここでも思いました。
でも、5kgの米袋だったので、詰めるのが大変…。
こぼれないように、取り出し口をしっかり袋で覆っていましたが、半分入ったくらいからだんだん重くなってくるので、袋を持ち上げたまま支えるのが大変でした。
なので、最後の方は、ペダルをソロ~っと踏んで、少しづつ米を入れることに。
それを2回、中腰で疲れました。

精米が終わると、とりあえず、壁にかけてあったほうきとちりとりで軽く掃いてこれにて終了!です。精米したてのお米はほんわかあったかいんですよ~♪
ふふふ…なんだかそれも嬉しくなります。

以上、初めての無人コイン精米機、でした。
30kg精米するのにかかった時間は…測り忘れましたが、大体15~20分くらいでしょうか。
それとは別に、その前準備というか、心の準備に10分くらいかかった気がします。初めての利用だったので。

終わってみると、簡単だったけど、音声に急かされてあたふたしてしまう場面もちょいちょいありましたね…。
でも、図解の説明書きがなくてもなんとかなるもんなんですね。

それにしてもこれ、外で次の人が待っていたら絶対テンパると思います。
平日の午前中だったので人もいなくてほんとに良かった…。

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無人コイン精米所はどこにある?

今回は、スーパーの敷地内の一角に設置してあるコイン精米所を利用しました。
その名も「こめ太郎」。ちょっと狭いです。

実は、精米をする機会がなかったので、今まで無人のコイン精米所の存在に気が付きませんでした。

玄米をもらって初めて、「どこで精米するん??」と慌てて職場のお姉さま方に相談。
教えてもらったのが、今回の精米所です。
というより、そのスーパー、利用したことあるのに、コイン精米所の存在に全然気付いていませんでした。
自分に関係がないと、目に入らないものなんですね。反省。

無人のコイン精米所は、スーパーだけでなく、ホームセンターや米穀店、お米だけに農協(JA)などにも設置してあるようです。
ネット検索にかからないところにもあったりするので、実際に通る道を注意して探すといいかもしれません。
この精米所も、コイン精米所の設置マップで検索してもでてきませんでした。
精米機のメーカーにもよるかもしれませんが。

スーパーなどと併設していると、買い物などで便利な半面、曜日や時間で駐車場が空いてなかったり、順番待ちになる場合もあるかもしれません。
精米所のすぐ近くに車を止めないと、重くて運ぶのが大変です。
そんな時も、コンパクトな台車があると楽ちんですが、荷物にはなりますね。
平日だったので私一人で行きましたが、腰を痛めそうなので、精米には家族と一緒に行くことをおすすめします。
合計6往復はきつかったです…。

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精米のお楽しみといえば、米ぬか?

せっかく精米するのだから、米ぬかももらって帰ろう!と思い立ちました。
…が、精米所の中にそれらしきものはなく…。
外に出て、すぐ横にあるドアのノブを回しても鍵がかかって開かない。

がっかりしていましたが、精米所のすぐ裏に、さらに小さな建物?があって、よーく見ると、「ヌカハウス」と書いてあるではないですか!

うきうきして扉を開けると、確かにそこに米ぬからしきものが。
でも、扉を開けたまま中に入ろうとしても、手を離すとす~っとドアが閉まる…。
どうやら、水を入れたペットボトルをおもりにして、手を離すとひとりでに扉が閉まるようになっているもよう。

米ぬかをすくうのに、手を離すとドアがしまって真っ暗…。
真っ暗は嫌だ…と足でドアを押さえつつ、腕を伸ばして米ぬかを、持ってきた鍋に入れました。
ドアを押さえていた右側だけ、ジーンズがぬかまみれになりました。
でも、米ぬかを入れる袋がなかったので、鍋があってよかった…。
なぜ鍋を持ってきたのかは割愛します。

米ぬかを持って帰る予定がある場合は袋を持ってくるのも忘れずに!
そして、2人で来ればドアを押さえてもらって米ぬかをすくうことが出来るので、やはり家族と一緒に行くのがおすすめです。

もらってきた米ぬかは、多分食用には使えなさそうなので、掃除用とお風呂用にしようと思います。
早めに使わないと傷みそう…!

おしまいに

初コイン精米機、楽しかったです。
1人だったので寂しかったんですが、待ち時間もなく、精米時間もあっという間に終わりました。

これからコイン精米所に行く予定の方は、袋の準備をお忘れなく。
精米した米を入れるのは大きい袋でないとこぼれそうで気が抜けません。
かといって、大きすぎると重くて持てなくなるし…。
理想は、30kgの米袋が2枚あればいいんですけどね…。

米を入れる袋とは別に、米ぬかを入れる袋もあると助かりますよ。
途中で気が変わって、やっぱり持って帰ろうと思っても、袋がないと持ち帰れません。

そして、一番大切なのは、1人ではなく、できれば家族と一緒に行く
これです。1人は大変です。

今まで、玄米を精米して食べるという考えがなかったんですが、これを機に玄米を買うという選択肢ができました。
ゆくゆくは、自家用精米機…。
新たなる野望の幕開けです。

分かりにくいんですが、精米した米をお皿に入れてみました。
…違いがよく分かりません。

最後まで読んでくださりありがとうございます!
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