同居をしていると、色々思い悩む事ってありますよね。
さすがに今は、結婚初期に比べると一人で抱え込むことが少なくなってちょっと楽になりました。
今悩んでいるのは、この時期、冬になるとお風呂に入らない母のことです。
お風呂に入ったら入ったでまた色々あるんですが…。
所々で愚痴っています。
同じような悩みを持つ方と話し合いたいです、ほんと。
目 次
高齢の母とお風呂問題
年をとるにつれて、年々お風呂に入る頻度が減りつつあるんですが、特に冬は自発的に入るのを待っていると2週間経っても入る気配がないことも。
右大腿骨を骨折してからますます お風呂に入るのが億劫になったようです。
デイサービスの利用も気乗りしないようで、最初に2回ほど行って後は利用していません。
そうかと思うと、一度入ると今度は上がってくるまでに2時間ぐらいかかる時もありと、なかなか自由です。
大体、用意と脱ぎ着で約30分、後はほぼずっと湯船に浸かっているようです。
入っている時間があんまり長い時は、心配して声をかけることも度々です。
今は子どもたちもバイトやなんだで帰ってくるのが遅いので、そこまで気になることはないんですが。
さすがに2時間も入れられると、心配よりもイライラしてしまう自分がいます。
家族全員のお風呂が済むのは0時頃、それから洗濯だ掃除だとしていたら寝るのは1時過ぎです。
普段から夜更かしなのでそれは別に構わないのですが、疲れている時はやっぱりちょっとイライラしてしまいます。
長風呂は冬、特にしばらくお風呂に入っていない時に起こる事が多いです。
そしてそれ以外にも、母が使った後の浴槽が、わが家では結構問題になっているんです。
ここからちょっと(かなり)愚痴がはいります。
長風呂、ほぼ湯船に浸かっている、ということから大体想像がつくと 思うのですが、とにかく、お湯が汚れているんです。
色々と浮いたり沈んだり、濁っていたり…。
ある時は、湯船に浮いた洗面器の中に口をゆすいだと思われる跡が…。
またある時は、湯船の底に目を疑うような落し物があったことも。
少し前までは、それらを秘密裏に処理してきましたが、さすがに疲れたので最近は他の家族にも事情を話し、協力してもらうようにしました。
夫は内心、いい気持ちはしないだろうなと思いますが、ここは現実を受け入れてもらいます。
いずれは自分たちも通る道なので、自分たちだけでなく子ども達の心構えにもなると思います。
高齢者は特に心配なヒートショック
自分のネガティブな感情を前面にだしてしまいましたが、 ここでは冬の入浴時に注意したいヒートショックについて考えます。
年齢に関係なく誰にでも起こり得るんですが、特に高齢者の場合は発生率も高いので注意が必要です。
お風呂でのヒートショックを防止するためにわが家でやっていることを紹介します。
ちなみに母が入る時だけやっています。
脱衣所を暖めておく
電気ヒーターを置いていて、入浴する少し前から脱衣所を暖かくしています。
ヒーターは小さいんですが、脱衣場は狭いので 今のところ間に合っています。
小さくてもあるのとないのでは大違い!助かっています。
お風呂の窓は閉めておく
母が入るときは少しもすかすことなくきっちり閉めます。
もちろん換気扇もストップです。
母が上がった後は、窓を少しだけ開け、換気扇もつけます。
入浴前に湯船のフタを開けておく
本当はダメなんですが、母はいつも一番風呂なんです。
なのでお湯を張る時から湯船のフタを半分ほど開けています。
自動風呂?なので温度が下がると追い焚きをするんですが…。
なんかもったいなく感じます。
シャワー(お湯)で浴室の床を 軽く温めておく
母が用意をしている時に、浴室の床に満遍なくお湯シャワーをします。
お風呂マットがあるのでそこまで冷たくないんですが、お湯をかけると少し違います。
これも母が入る時だけです。
入浴時の 温度差をなくすことで防ぐことができるので、可能なことは実践します。
たとえお風呂のカビが増殖しようとも、湯気が天井からポタリと背中に落ちようとも。
ええ、ヒートショックを防げるのならやりますとも。
ここでまた愚痴がでます。
家をリフォームする前、お風呂に入るときは、カビの発生を抑えるために、たとえ真冬でも窓を開け放しておくようにと母から言われていました。
まだ首の座っていない娘をお風呂に入れる時ももちろん窓全開です。
寒くないように、冷えないように、迅速かつ丁寧にお風呂に入れていたのはいい思い出です。
その時のことを持ち出しても詮無いことですが、今のこの湯気もうもうの浴室に入る母を見て、多少イラッとするのは大目に見て欲しいです。
うちではやっていませんが、ヒートショックを防ぐ方法 として、
- 湯船の湯温は41℃以下
- 入浴は夕食前に
- 高齢者の一番風呂は避ける
上記の対策もあります。
母の入浴は夕食後、いくら注意をしても、入った気がしないと湯船の湯温を上げ 、必ず一番風呂。
入浴時の温度差をなくしても、まだ危険な状態ですね…。
こればっかりは聞き入れてくれないのでどうしようもありません。
高齢の母のお風呂問題、カイゼン案?
冬場とはいえさすがに2週間もお風呂に入らないのは、健康面や衛生面でも心配なので、声かけをして 最低でも週2日は入ってもらいたい。
かといって、そのために2時間近くかかると後の予定がうまく回らずにイライラする。
そこで、少しでも気温が高いお昼にお風呂の用意をして、ゆっくり入ってもらおうと考えました。
昼間だと部屋に暖房も入っていて暖かいし、思う存分入っても誰もイライラしないし、お湯が汚れた時はささっと掃除をしてストレスフリー。
洗濯物もまとめてポン。
お風呂上がりは暖かい部屋でお白湯を飲んで一息ついてからまた 布団に入る。
(母は部屋にいる時、ほぼベッド で寝ていることが多いんです)
後は夕飯までゆっくり過ごす(いつも通り)。
…こんな感じで夫に説明していたんですが、未だに実行してくれません。
私は日中仕事でいないので、平日は夫に頼むしかないんです。
私の都合や感情を優先させてしまって申し訳ないと思いますが…。
おしまいに
うちの母だけなのかもしれませんが、お風呂に入るのは1週間に2~3日くらい。
これが冬になると2週間くらい入らない時もあるんです…。
着替えの方も、気が向いた時に自分で洗濯するので、下手すると1週間もしくはそれ以上、着た切り雀の可能性もあります。
「一緒に洗濯するから かごに入れといてね」と言っても なかなか…。
でも、大腿骨骨折後も、特に介護を必要とすることもなく、なるべく自分のことは自分でやろうとするのはすごいと思います。
なので脱ぎ着や入浴に時間がかかるのは仕方ないんですよね。
逆に、自分一人でできることがすごいんです。
そう、心では分かっているんです。
分かっているんですが、なかなか…。
まだまだ修行が足りませんね。
果たして、お風呂問題が円満に解決する時はくるのでしょうか。