いよいよゴキブリ駆除です。そう、駆除。
結果から申し上げます。無理です。私にゴキブリの駆除は無理でした。
1匹でも怖いのに、それ以上を一度に相手はできません。
私は粘着式のトラップ(ホイホイ系)もダメなんです。
見るのが怖いし触れません。それを…想像しただけで卒倒ものです。
「甘えたことを言うな」と叱られてもやっぱり無理。
ここまでゴキブリについて学んで?きたのに投げ出して、何やってんだろうと思います。
ただ、少しでもゴキブリが棲みにくい家になるように日々、できる範囲で整理整頓と掃除を心掛けようと改めて思いました。
目 次
【ゴキブリが棲みたくない環境を作る】
食べ物になるものを極力減らす
食べこぼしや換気扇の油、魚焼きグリルの網などのゴミや汚れをなくすために掃除をします。
それ以外にも紙類やダンボールは、できるだけ家の中に置かないようにすぐ処分します。
かわいい包装紙も、Amazonの限定ダンボール?も、読み終えた雑誌や新聞も、ヒモでくくって廃品回収に出します。
食器棚やシンク下、靴箱などに新聞紙(紙類)を敷いている場合は、外すか確認も兼ねてこまめに取り替えるかするといいですね。
室内でペットを飼っている場合は、エサやトイレの後始末に気をつけます。
できるだけ水滴や湿気をなくす
エサがなくても水だけでしばらく生きていけるほど、彼らにとって水は必要なものです。
完全に水気をなくすのは厳しいですが、これもできる範囲で。
流しや洗面所は使い終わったら水滴をきれいに拭き取ります。
スポンジの水気もよく絞っておきます。
天気が良い日には流し台の下の扉を開けて、湿気と暖気を逃します。
整理整頓で掃除がしやすい環境にする
床に置きっぱなしや積みっぱなしをやめてさっと取り出しやすくします。
こまめに掃除をしてゴミを出さない(なくす)のが理想ですね。
家具の後ろも掃除がしやすいように、いつでも動かせるようにするといいのでしょうが、かなり厳しいですね…。重いし。
家具もですが、押入れ、特に天袋の奥の方や納戸、クローゼットも定期的に片付けて風通しを良くします。
年に1~2回は畳やカーペットをあげて虫干しできるといいですね。
どれも、実行しやすくするには整理整頓が避けて通れないようです。
【駆除用品を活用する】
掃除だけでは心配なので、やっぱり駆除剤も置きます。
トラップやベイト剤を置く時は、通り道ではなくゴキブリの巣がありそうな場所に置くのが効果的とのこと。
隠れやすい所…
- 引き出しを出したその奥
- 冷蔵庫の裏側や前面のカバー裏
- 電子レンジやトースターの下
- コンロやシンク下の奥の隅
- 洗濯機の奥角
- 洗面台下の奥隅
- 便器の後ろ
- 靴箱の奥隅
などなど
さすがに台所が一番ポイントが多いですね。
棚だと奥の隅や角に置く感じですね。
いくついるのか数えるだけで大変です。
置いていても、他にエサ(食べこぼしなど)があるとベイト剤の方は食べなくなるので、やはり掃除は大事です!
また、使用期限が切れてもそのまま放置したままにしているとベイト剤のケース自体が巣になりやすいので、置いた場所を把握してもれなく「回収→交換」します。
私は回収が怖いので、トラップの方は置きません。
千代おすすめの誘引殺虫剤はこちら
ただ、うちの場合、設置後にちょっとトラウマな事態に…
詳しくはこちらに…
『ゴキブリ退治に効果あり?!ゴキファイタープロXを置いたらびっくり!』
【駆除剤を使いたくない時は】
ベイト剤やトラップは、隠れていそうな場所に設置するので、小さなお子さんやペットの目には触れにくいと思います。
それでも、「絶対口にすることはない」とはいえません。
駆除剤を使いたくない時は、ハーブやアロマを使った虫除け対策があります。
あくまでも「虫除け」で「駆除」の効果はありませんが、ゴキブリが嫌う香り(ハーブ・アロマ)をあちこちに置いておけば出くわす確率も減るのでは…と期待します。
ゴキブリの嫌いな香り
- ハッカ
- ペパーミント
- クローブ
- キャラウェイ
- シナモン
- ローズマリー
- レモン
- ベチバー
など
ドライハーブを使う場合は、ペーパーで包むかお茶用のパックなどに入れて、ゴキブリが寄ってきそうな場所に置きます。
アロマを使う場合は、精油を染み込ませたもの(サシェなど)やアロマソルトにして置いても。
ゴキブリ対策には、純度100%の精油(エッセンシャルオイル)を使用してください。
精油は拭き掃除の時のバケツの水に数滴垂らして使うこともできるのでいいですね。
ちょうど夏の暑さ対策用にハッカ油を買ったので試してみます。
対ゴキブリに効果抜群との声が高いベチバーと、ついでにアロマディフューザーも買ったので、届くのが楽しみです。
精油を使う時は授乳中や妊娠中(特に初期)、血圧が高い方などは注意が必要です。
クローブやシナモン、ペパーミントなど、アロマの種類によっては使用を控えたほうがいいものもあります。
匂いを嗅ぐくらいは大丈夫だと思いますが、不安がある時は念のために使わないようにしてください。
人だけでなく、動物を飼っているおうちも注意が必要になります。
特に猫がいる場合はアロマは使わないようにしてください。
具合が悪くなったり、中毒を引き起こしたり、ひどい時は命にかかわる危険性があります。
天敵のひとつ、アシダカグモ
虫が苦手な方には覚悟と我慢と勇気が必要になりますが、お家にアシダカグモが棲みついている時は、退治せずにそのまま放置してください。
アシダカグモはゴキブリを主食にしている、いわばゴキブリの天敵なんです。
人に危害を加えることもなく、とても臆病なクモなので、見かけても耐えられるのでしたら是非。ただ、とても大きいのでそれはそれで怖いんですが…。
うちの夫と母はアシダカグモを見つけるとすぐに退治しようとするので、その度に説明しています。
一緒に読まれているゴキさん関連記事『ゴキブリの繁殖力よ…どうしてこんなに増えるの?どこからくるの?』
『ゴキブリが好きな家って?こんな居心地のいい家は要注意!』
『ゴキブリ…怖いけどまず敵を知って立ち向かおう!』
『ゴキブリ退治に効果あり?!ゴキファイタープロXを置いたらびっくり!』
【ゴキブリの棲みにくい家まとめ】
きれいに駆除をしないと効果はないかもしれませんね。
でも、掃除や換気はゴキブリ対策だけでなく、カビやダニなどのアレルギー対策や、湿気による家の傷みも予防します。
結果的に家を長持ちさせる効果も期待できるので、実行して損はないと思います。
ベイト剤やアロマなどの忌避剤も活用して、少しずつ地道にやっていきます。
家をきれいに保てるようになったら、害虫駆除のプロに依頼するのが夢です。
頼む業者さんはもう決めているので、あとはひたすら掃除と換気、整理整頓です…。
1に掃除、2に換気、3・4がなくて5に整理整頓…ですね。
本格的な暑さになる前に取り組んでおけばよかった…つらいです。
できればプロに頼みたい…!そんな時は…
害虫バイバイ|国民の99%が嫌いなゴキブリ防除の見積り…詳細はこちらへ!