冷凍と取り分けを活用して毎日の介護食作りを少しでも楽に…!




毎日の食事の支度は大変ですよね。

普通の食事でも献立に頭を悩ませているのに、プラスで介護食を作るのはとっても大変!
フルタイムのパートで働いているので、地味に負担に感じることも…。

今回は、めんどくさがりな千代なりに試行錯誤している介護食作りについてです。
手抜きじゃ…?と思われるかもしれませんが、ほんの少しでもお役に立てたら嬉しいです。

スポンサーリンク

手抜きといわないで…!負担を減らすための3つの作業

母が高齢なので、自然と献立も介護食寄りになっています。
日々の献立だけでも頭が痛いのに、最近は母の食事作りに時間がかかるようになりました。

この前まで食べられたものが食べられなくなることもしばしば。
献立を別にして、できるだけ食べやすいように作るのは思った以上に大変です。

根っからめんどくさがりな私は、早々にがんばるのをあきらめました。

ただ、低栄養になると大変なので、できるだけ品目を取り入れることは外せません。

そこで、ずぼらな私でも続けられるように考えた結果…

  •  使えそうな冷凍の野菜をストックする
  •  冷凍できるおかずの素はまとめて作って小分け冷凍する
  •  他の家族の献立と同じものを取り分けて別調理する

まだまだ現在進行形ですが、今のところはこんな感じでなんとかやっています。
これといって目新しい内容ではないんですが…。

でも、この下準備のおかげで毎日の介護食作りが少し気楽になりました。
ストックが常備してあるのってすごく助かるんです。

スポンサーリンク


冷凍と取り分けで乗り切る、わが家の介護食

もう少し補足すると…

■ 使えそうな冷凍の野菜をストックする

野菜のフリージングが苦手(水っぽい、筋っぽい)なので冷凍野菜を買っています。

よく買うもの
  • ほうれん草
  • モロヘイヤ(ポーションタイプ)
  • 焼きなす
  • 冷凍とろろ
  • さつまいものうらごし
  • うらごしかぼちゃ
  • うらごしポテト

なめらかで口当たりもいい芋類や小分け冷凍されたものが多いです。
うらごししてあると、手間をはぶけてさっと使えるのが便利!
生協のカタログを見ながらいいなと思うものを選んでいます。

選ぶ基準は、いろいろ使い回せることと小分け冷凍。
スープやあえ物、揚げ物、サラダなど、いろいろ使えると助かります。
作るのが少量なので、小分け冷凍だと無駄がありません。

野菜だけでなく、エビやホタテ、魚などもバラ凍結されているものをストック。
必要な分だけ取り出して、刻んだりすりつぶしたりして活用しています。

生協の赤ちゃん~幼児用のカタログにも、なかなかいいものがあります。
冷凍のミニうどんや釜あげしらす、おさかなのサイコロカットなどもおすすめです。

今に気なるのは、バランスキューブという冷凍の野菜ペースト。
1つが2cm角と小さめなんですが、ソースや具材に練り込むにはちょうどいいんですよね。
ただ、野菜ペーストを使いこなす自信がないのでまだ保留にしています。
知り合いで使っている人がいないので使い勝手がわからないんですよね。

冷凍野菜のストックがあると、とりあえずなんか作れる…!と安心します。

カタログには冷凍の他にフリーズドライ品もあるので、いろいろ使ってみたくなります。

こうなると、紙面で紹介されている離乳食と変わらないんですよね。
味付けがちょっと濃いかな…くらいです。

■ 冷凍できるおかずの素はまとめて作って小分け冷凍する

これはお弁当用のおかずと同じです。

やわらかめに炊いた煮物やすりつぶした魚やささみ、出汁など。
冷凍できるものをちょっと多めに作って小分け冷凍しています。
煮汁や出汁と一緒に冷凍するとスカスカしなくていいようです。

あともう一品欲しいときや、珍しく食欲のあるときなどは助かります。
煮物や蒸し物はそのまま解凍して温めるだけでOK。
魚やささみなどは、汁物や野菜あんかけなど、しんじょもどきにも使えます。
取り分けできない日の別献立のときに助かります。

やわらかく、なめらかに、のどごしよく…。
大変ですが、まとめて作って小分け冷凍しておけば、後がだいぶ楽になります。
なにより心に余裕ができます。これ大事。

最近は小分けパックもいろいろなものがあるので助かります。
子どもたちの離乳食を作っていたときよりも充実しているような…。
ありがたや。

■ 他の家族の献立と同じものを取り分けて別調理する

これは離乳食の後期と似たような感じです。

家族と同じおかずを作ったあと、さらに柔らかく煮込んだり、細かく刻んでとろみをつけたり。

できるだけ同じ献立にしようと思っていますが、実際はなかなか難しくて…。
同じ具材を使って、母が食べやすい別のおかずにすることの方が多いです。
煮物やあえ物、具だくさんの汁物、麺類の割合が高い…でしょうか。

取り分けといっても、大したことはできません…。

たとえば…

☆ チャーハンのとき
ちょっと具材を足し引きして雑炊(と副食2品ほど)

☆ トンカツのとき
肉を食べないので、揚げ出し豆腐(+ナス、里芋)がメイン

☆ ハンバーグのとき
さらにすりつぶし、豆腐と片栗粉で柔らかくして、野菜あんかけ

☆ 食べにくくなった刺身
食べやすい大きさに切ってしょう油に漬けておき、とろろで和える

和食のときは、やわらかく煮込んだり刻んで和えたりと、ほぼ同じ作業の延長になります。

レパートリーが少ないので、この材料で作れるのは…と考えるのもワンパターンになりがち。
やわらかく炊いたりとろみをつけたり、和えたり以外のバリエーションが欲しいところです。

スポンサーリンク


おしまいに

同居なので、離乳食はきちんと手作りしないと!という(母の)圧力がすごかったんです。
それで同じように介護食も自分なりに頑張っていました。
だけど…さすがに同居も長くなると切り替えも早くなります。

いちから全部作るのではなく、使えるものは何でも活用する方向にシフトしました。

冷凍野菜のありがたさ…!
離乳食食材の多様さ…!
小分けパックの種類の多さ…!

離乳食とは違い、終わりが見えない介護食作り。
個人差があって、なかなか「これだ!」という決め手もありません。

冷凍に頼っていても、食べてもらえればそれでよし。
同じような献立でも、食べてくれるならそれでよし。

無理なく続けられるように、ところどころ楽な道を通りながら乗り切っていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます <(_ _)>

関連記事